ハーキマーダイヤモンド

「ダイヤモンドのように美しい水晶」という敬意を込めて呼ばれているハーキマーダイヤモンド

ハーキマー・ダイヤモンドとは、ダイヤモンドではありません。
米国ニューヨーク州ハーキマー鉱山だけで産出される特殊なクリスタル(水晶)のことです。
この水晶は、その輝きと形状から「ハーキマー産まれの、ダイヤモンドのように美しい水晶」という意味で、敬意を込めて呼ばれてきました。
ダイヤモンドに似た18面体を持ち、普通の水晶にはないまばゆい輝きを放ちます。
しかも、ダイヤはカットと研磨を施してようやく美しさを獲得するのに対し、ハーキマー・ダイヤモンドは、原石のままでこの美しさを保っているのです。
まさに自然の驚異と言えるでしょう。
ハーキマーダイヤモンドは、カットも研磨もされていません。
その輝きも形も、生まれたままの姿なのです。
類まれなこの美しさは人の心を捉えて、より深い共鳴をもたらすとされています。

ハーキマーダイヤモンドは、約450万年もの時をかけ、一般的な水晶よりも高温・高圧下の ドロマイト質石灰石の空洞で成長します。
形状は双尖(ダブルターミネーテッド)になります。
結晶が大きくなるにつれて、カーボンや気泡を内包することが多くなり、また群晶になりやすいため、透明度の高い大きな単結晶は極めて稀です。
(ハーキマーダイヤモンドは、岩の内部の空洞で育まれます。)
ハーキマーダイヤモンドとは、アメリカ・ニューヨーク州中部に位置するハーキマーで産出する、上述の特徴を持った水晶のみを指します。ハーキマーダイヤモンドは採掘すると言うよりも、木の実を割るように岩石を割って、その中から種を拾うような感じで採取されます。
岩の中の空洞で成長するため、一部が岩盤に貼り付いていることが多く、 特に大きな石では、完全な六角形の双尖(ダブルターミネーテッド)形状を示すことは稀です。

            

            

ドリームクリスタル
ハーキマーダイヤモンドのとれる地層は、約5億年前、ニューヨークがまだ海の底だったこ ろに誕生したといわれています。
その古代地層を形成するドロマイトという鉱物内にぽっかり空いた空洞に、ハーキマーダイヤモンドは生まれます。
その姿は非常に神秘的で、あたかも深く暗い森の中にひそやかに眠る妖精のよう。
そのせいでしょうか、別名「ドリーム・クリスタル」と呼ばれて、夢の中で気づきをもたらしてくれるとされています。